英検を受けるという事
「英検」が持つ価値とは
英検の受験を控えている生徒も多いと思います。
当塾でも、1月の英検受験に向けて生徒をサポートしています。
ところで、英検の価値とは何でしょうか。
私立高校受験や大学入試の際に有利になる。
就職活動の際に履歴書に書ける。
すぐに思い付くのはこれくらいでしょうか。
確かに、英検が証明するのは「それに受かった」という事実だけであり、
「英語でコミュニケーションがとれる」とか「英字新聞が読める」という能力を保証するものではないことは、もはや周知の事実です。
では、英検の価値は本当に「資格」としてだけでしょうか。
英検の実態
英検が始まったのは今から60年以上も前の1963年です。
歴史が長いだけあって、過去問や対策問題集は書店に溢れています。
ちなみに、5~3級の筆記試験は正答率が6~7割でも合格してしまうので、
人によっては過去問を雑多に解いただけで偶然受かってしまう事もあります。
また、ほとんどの問題が4択なので、全く分からなくても正解できる可能性が高いです。
このような実態がある以上「合格したからすごい」とか「不合格だから悪い」という評価はイマイチ的を得ていないように感じます。
それでも、合格者には入試を有利に進められる「資格」が与えられるのは事実です。
では、果たして英検に「資格」以上の価値はあるのでしょうか。
「合格」より重要な価値
ここからはあくまで個人的な見解ですが、
英検の受験は、高校受験より前に受けられる「合否の出る試験」として、下級生には大きな意味を持つと考えています。
例えば3級を受けるとして、当塾での準備は以下のフローになります。
①3級に出題されるレベルの文法や単語、会話表現を予習する。
②予想問題集を一通り解きながら、分からない単語をメモ→追加で暗記する。
③ライティングを過不足なくスマートに答える練習をする(自分のテンプレートを持つ)。
④過去問を時間を計りながら解き、処理スピードを上げていく。
⑤試験前にはリスニングの練習を行い、問題数とパターン、話者のスピードに慣れておく。
これらの準備を、一次試験受験日から逆算して計画的に進めていく。
ここまですれば、3級の一次試験はほぼ間違いなく合格できるでしょう。
目的を持って準備してきた分、合格の喜びもひとしおです。
高校受験前にこれだけ合否に一喜一憂できる機会はそうそうありません。
また、英検の準備を通して、達成したい目標との距離を正確に測れるようになり、その後の自学自習の質が上がります。
もちろん、身に付けた単語力・速読力・リスニング力は、学校の英語のテスト・高校入試でも力を発揮する事でしょう。
つまり、「合格」という事実よりも、そこまでのプロセスで得られる『力』『経験』が非常に価値が高いということです。
また、これを中1~2で済ませておくかどうかで、高校受験前の伸びは大きく違ってきます。
まとめ
上記のように考えるのであれば、英検は「英語が得意だから受けるもの」ではない事は明白です。
むしろ「苦手な英語学習のリスタートとして受けるもの」と考えるべきかも知れません。
合格を目指した戦略的学習を経験できる事。
学習過程で英語力を身に付けられる事。
「合格」という形で成功体験を経歴に刻める事。
これが英検の持つ「価値」ではないかと考えます。
「他者から認められること」はオマケ程度でしかないです。
英検を恐がって先延ばしにしているあなた。
さぁ、英検をきっかけに英語学習の扉を開きましょう。
いつだって遅くはありません。
応援されたい方は、ぜひナーダロアにお問い合わせください。
一緒に扉を開けましょう。


