学習習慣の入る余地の作り方

足立区東和にある学習塾「個別学習ナーダロア」です。
蒲原中・東綾瀬中・第十二中・東渕江小・北三谷小・東綾瀬小の生徒が多く通う、地域密着型の個人塾です。

今回は、学習習慣とはどうやって作られるべきかを話していこうと思います。

「今の習慣をアンインストールする」という考え方

勉強を習慣にしたい
毎日コツコツ取り組めるようになりたい

そう思っていても、なかなか続かない。
そんな子どもたちは少なくありません。

その理由は、
やる気がないからでも、意志が弱いからでもありません。

多くの場合、
生活の中に、学習習慣を入れる“スペース”がないのです。


学習習慣が入らない本当の理由

新しいアプリをスマートフォンに入れようとしたとき、
「空き容量が足りません」と表示された経験はないでしょうか。

学習習慣も、それとよく似ています。

どれだけ良い方法でも、
どれだけ「やろう」という気持ちがあっても、
入れる余地がなければ、定着しません。

つまり、学習習まず獲得するには、
今持っている習慣を手放す必要があるということです。


”時間”のスペースと”心”のスペースを作る

子どもが持っている習慣には2種類あります。

一つは、行動習慣です。

・毎日この時間に寝る
・部活の後はクラブチームで練習
・夕食後は自由時間
・机に座ったら好きな絵を描く

もう一つは、思考習慣です。

・自分の部屋ではリラックスモード
・勉強は学校で済ませる(家では考えない)
・友達との時間を大事にする

どちらも、決して悪い習慣ではありません。

むしろ、子どもなりに生活を安定させるために、自然と作られた大切なルーティンです。


「健全な生活」だからこそぶつかる

一見すると、とても健全なライフスタイルに見えます。

しかし、そこに新たに「毎日勉強する」という要素を入れようとすると、必ずどこかで衝突が起こります。

・寝る時間が削られそう
・リラックスする時間が奪われそう
・友達と遊べなくなりそう
・せっかくの休みがなくなりそう

結果として、「やろうとは思ったけど、無理そうだった」という考えが残ってしまいます。



「捨てる」ではなく「見直す」

大人の目線で見ると「そんなの今やることじゃないでしょ」と思える行動習慣を持っている子どもは多いです。

しかし、子どもにとってそれらは、簡単に手放せるものではありません。

無理に奪えば、反発が生まれます。
我慢させれば、いずれ限界が来ます。

だから必要なのは、捨てることではなく、見直すことです。

・少し短くする
・場所を変える
・順番を入れ替える

そうやって、学習が入り込める形に整えていきます。


ナーダロアがしていること

ナーダロアでは「学習習慣を作る」ことを第一にしていますが、
いきなり膨大な勉強量を強制するようなことはしません。

まず、その子の生活をよく知ることから始めます。

どんな一日を過ごしているのか。
何があると落ち着くのか。
何を削ると、しんどくなるのか。

そこを理解したうえで、学習が入り込める“空き容量”を一緒につくっていきます。


学習習慣は、足し算ではなく、整理から始まります。

では次に、その土台の上で
「本人の納得」がない場合、何が起こるのか。

次回は、
納得して”学習を始めること
についてお話しします。