勝つまで、やめない

足立区東和にある学習塾「個別学習ナーダロア」です。
蒲原中・東綾瀬中・第十二中・東渕江小・北三谷小・東綾瀬小の生徒が多く通う、地域密着型の個人塾です。

来週には都立高校の推薦入試を控え、都立一般入試までは1ヶ月を切りました。
受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今日はいよいよ入試を目前に控えた人達に向けて、
受験勉強の休憩がてら、私の人生経験を聞いてもらいたいと思います。

テーマは「勝つまで、やめない」です。

「努力=成功」ではない

我々が学習塾で生徒を指導する上で、常に重視していることは、
「結果」よりも「成長」です。

実際に何点とったかよりも、
「何がどれだけできるようになったのか」
「普段の振る舞いがどう変わったのか」
をよく見て、それを「成長」として喜んでいます。

また、ナーダロアにお子様を預けていただいている保護者の多くも、
同じく我が子の変化・成長を喜んでくれています。

しかし、受験となると話が変わってきます。

どれだけ成長していても、1点でも負けていれば不合格になってしまい、
どれだけ怠けていても、1点でも勝っていれば合格になる。

そういう冷酷で冷徹な世界です。

これは受験に限った話ではありません。
スポーツでも、就職でも、なんでもそうです。

どれだけ真面目にやろうが、
どれだけ誠実に取り組もうが、
その努力が必ず勝利をもたらしてくれるとは限りません。

理想が高い人間ほど、負け続きの人生になるものです。

「負け」があなたに問いかけているものは…

心底『勝ちたい』と願うからこそ…人は努力するものです。

しかし、その「勝ちたい」が本気なのかどうかは、
「勝てない」と分かったときの反応を見れば分かります。

期待する結果が得られずに、へそを曲げて勝負を捨てたり。
納得のいかない結末を、ヘラヘラ笑って受け入れるフリをしたり。
「最初から無理だったし」と負け惜しみを吐いて卑屈になったり。

そういう人間が、人生の本当の勝利を得ることは難しいと、私は思います。

『負け』があなたに問いかけているのは、まさに

「で、あなたはどうするの?」

ということ。

しっぽ巻いて逃げるの?なかったことにするの?無理やり笑い話にしてごまかすの?
いや違う。

人生は全然終わっていないんです。
次勝つためにやるべきことを、ただひたすらにやるのです。

本当の『敗者』とは、最後の最後まで『勝ちたい』を貫けなかった人のことです。

負け続けた先に見た、自分だけの真実

かくいう私も、いわゆる『勝者』ではありません。

高校生まではあらゆる勝負事で「自分に有利なフィールド」を選び続け、
大した努力もせずに受け取れる、しょーもない勝利を搔き集めては、
悦に入っていた根性なしのガキでした。

「争いごとが嫌い」と口では偉そうに言っていましたが、
内心では負けるのを恐がっているだけの、ただのチキンでした。

しかし、大学に入り、ふとした瞬間に、
「自分はなんて中身のない人間なんだろう」
と、恥ずかしくなったことを今でも覚えています。

そこからというもの、私は、
「難しそうだけど、本当はできるようになりたかったこと」
に夢中になるようになりました。

ブレイクダンス、服飾、韓国語、英語…挑戦したことを挙げればキリがありません。
英語に至っては、独学でやったのが災いして、英検準1級のために3回も受けた苦い記憶があります。

しかし、それぞれのチャレンジで、幾度とない挫折と試行錯誤を繰り返すうちに、
自分の殻を、内側からメキメキ壊していく快感に酔いしれるようになりました。

そこで見つけた、私の、私だけの真実。
それは、

「勝つまで、やめない」

ということです。

これは、「勝利の方程式」のようなものではありません。
しかし、これからの人生で、たとえどんなことが起きようとも、

「だからなに?絶対やめないけど、なにか?」

と前を向き続ける、不屈の精神です。

勝つまで、やめない

「人生は長い長いマラソンだ」

そんな言葉を聞いたことはありませんか。

私も、そうだと思います。

だからこそ、高校受験というこの短い区間の勝ち負けなんてものは、
人生のゴールにはさほど影響しないのです。

しかし、ここで道をそれたり、座り込んだり、ズルをしてはいけません。
それは『完走できるかどうか』にかかわることです。

大事なのは、走り続けること。
辛くても前を向くこと。

ゴールするまで、勝つまで、決してやめないことです。

生徒たちへの願い

人生を生きていく中で、きっと誰しもが『人生のモットー』のようなものを見つけると思います。

私はそれを「自分だけの真実」と呼んでいます。
(とある科学の超電磁砲というアニメの「パーソナルリアリティ」から影響を受けています笑)

そしてそれは、勝者だけが手にするものではなく、
自分の理想と、世界の現実との間で、絶えず試行錯誤を繰り返してきた者が手に入れられるものだと思っています。

いま私は、学習塾経営という新たな挑戦の最中ではありますが、
学習を通して、ナーダロアの生徒たちにその片鱗でも掴んでほしいものが、
まさにこの『自分だけの真実』です。

あなたを塾に入れた保護者様もきっと、
あなたの勝敗よりも、あなたが「たくましく生きていくこと」を願っているに違いありません。

だから、忘れないで下さい。

『捻くれず 他人を妬まず 諦めず 自分を騙さず 強く生きれよ』

真剣勝負をした後で、たとえ大きな絶望が押し寄せたとしても、
鏡の前の自分にこう言ってやりなさい。

「勝つまで、やめない」